先日、MMGで石灰化を指摘され超音波検査を受けにこられた方がいらっしゃいました。
多形性不均一な石灰化の集蔟と思われます。カテゴリーは4
見たとたん、やや....
う〜ん
超音波検査を始めると同じ位置に、低エコー域に集蔟した石灰化。
点状...と言うよりはやや大きいかな?でも粗大とまではいかず...
シャドーは引いてません。
腫瘤は描出されません。
ややや...
悪性の石灰化の印象より何となく弱い感じ....
ムムム
もしかして、FAの石灰化の出来る途中?
それなら、背景に腫瘤が描出されるか....
いろいろ考えながら、出した答えはDCIS、乳頭線管癌疑い
穿師吸引細胞診の結果はクラス2
おや?
ちゃんと取れていたのかな?
良性ならFAの粗大石灰化になる途中の段階? ????
ムムム
再検査かな?
気になる所見でした。
2010年10月1日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
粘液は引けませんでしたか?もし粘液を伴っていればmucocele-like tumor(MLT)も考えられますが…。MLTの石灰化は一見、多形性に見えますがよく見ると角が丸いのが特徴です。通常はcyst内に石灰化を伴うことが多いので違うのかもしれませんが…。
返信削除石灰化が見えるのならいずれにしても針生検で確認したほうが良いのかもしれませんね。
hidechin先生
返信削除粘液は引けなかったように思うのですが....
mucocele-like-tumor...そうですね。そう言えば、粘液癌やMLTの場合は石灰化が大きくなることがあると聞いたことがあります。
どちらにしても、生検は必要な所見なのでしょうね。