2010年9月30日木曜日

新しい機械がやってきた!

昨日の夕方新しい超音波の機械がやって来ました。
エラストで有名なあの機械です。
(個人的には石灰化で有名な方が好きでしたが...)
結局設置に時間がかかり、初お目見えは今日となりました。

機械の高さがかなり下まで下げることが出来るので、ちびっ子の私にとっては助かります。
今まではかなり首に負担がかかっていたと思います。


仕事を終えて、説明を聞きます。

色々な機能が付いているなぁ....
画像の設定が大変そうだなぁ...
でも、よく見えるだろうな...


色々思いながら、でも楽しみです。

2010年9月29日水曜日

しこりに気がついたら....?

私は乳腺超音波検査の前にお乳を触らせていただきます。

で.....

明らかにシコリがあるときがあります。
患者様も「ここにシコリがあるのよ」と言われます。


『いつごろ気がつかれましたか?』と聞くと
「○ヶ月くらい前かしら? 」とおっしゃいます。
『.....』

シコリに気がついてもなかなか病院に行ってみようと思わない人もいらっしゃいます。
ついつい主婦は自分のことが後回しになりがちです。


検査が怖いから、シコリに気がついても病院に行かないという人もいらっしゃいます。




しこりに気がついて、その後どうするでしょう?
すぐ病院に走る人と、怖いから行かない人と。

でも、最終的には行くことになるのなら早めに行った方が良いのですが、なかなか難しいようです。



2010年9月28日火曜日

第3回 超音波勉強会 終了

先日第3回の超音波勉強会が終了しました。

当日は雨も降って足下も悪かったのに、前回同様80名集まっていただきました。
これは、かなり責任重大です。

今回は外科の先生を招いて『超音波検査のためのMMG読影』という講義をしていただき、大変好評でした。
我々検査技師にとってMMGはまったく未知の世界ですから...
場所の特定さえ難しいものです。

乳房全体のスキャンは前提ですが、MMGで石灰化を見た時にピンポイントで捜していく。場所が特定できなければ、わずかな変化というのは捜せないこともあります。
難しくさせているのはMLOという撮影方法で、少し斜めに挟んでいるために乳頭よりも上の病変が乳頭よりも下に映し出されていたりして...そうなると、どこを探せばいいんだか....?
こんなことがよくありました。


症例の解説も超音波経験の長い人〜ない人、色々なのでどこにターゲットをしぼるのかが難しくなかなか上手く行きません。
自分の中では55点。
なかなか100点満点にはなれません。


こうして、勉強会で乳腺検査が盛り上がっていけば良いなぁと思います。

2010年9月26日日曜日

乳癌学会 地方会

地方会に行って来ました。

乳癌学会はおそらく医師がほとんどで治療や診断、予後などの話しが多いです。
いつもは検査関連の会に参加することが多いので、ちょっと難しい話しです。

直接自分の検査に関係のない話しかもしれませんが、乳癌と診断されてからどんな治療をしていくのか?知っていてもいいかな?と思います。

「乳がん」という病気を知って検査をするのもまた、大切なことだと考えています。


検査技師にはなかなかハードルの高い学会ですが、いろんなところに出かけて行って、多くのものを見聞きするのは自分の勉強にもなります。
学会などで珍しい症例の画像も見るのも勉強になります。


また、明日から頑張りましょう。

2010年9月23日木曜日

反省会と準備

乳腺超音波の勉強会を開始して2回が無事終わり、3回目の準備をしています。

第1回は始めてのことで、どうして良いかわからず、とにかくやって終わった...という感じでした。
第2回は何となく雰囲気は分かっていたものの参加者が倍に増え、色々な問題点も見えてきました。

で、それらをふまえての3回目です。
参加者が増えることで、声が通りにくかったりスライドが見えなかったり....
改善できるところは改善してより良い会にして行きたいと願っています。

多くの人が集まり、ディスカッションが出来るというのはとても勉強になります。

会の運営を手伝ってくれる人も増え、少しずつですが輪が広がって行く感じで嬉しいです。
大変ですが、背伸びをせず頑張って続けて行きたいと思っています。

2010年9月9日木曜日

『線維腺腫・乳腺症を極める』

今日Amazonで頼んでいた本が届きました。

タイトルは
『線維腺腫・乳腺症を極める』 乳腺良性疾患クラブに集まれ
です。
編集は、聖路加国際病院の 角田博子先生と癌研の秋山太先生です。

タイトルを見ただけで、これは!と思い編集の先生方のファンなので、すぐ注文したわけです。



線維腺腫も乳腺症も画像はバラエティーに富んでいて、悪性なのか...?良性なのか...?
悩む症例もたくさんあります。

内容は画像がふんだんに使ってあり、超音波画像(Bモード、エラスト、カラードップラー)、マンモグラフィー、病理と対比してあり、とてもわかりやすいと思います。
私が良いと思うのは、超音波画像と病理のルーペ像が対比してあるのがイメージしやすく良いと思います。
なぜ超音波でこう見えたのか...? 病理をみて、イメージがしやすいです。

これから、この本を通勤のお供にして読みこんでいきます。


少々お値段は高いですが、オールカラーでこの内容なら、安いかも...?

皆様もいかがでしょうか?




そう言えば、秋のJABTSの「組織型を極める」のテーマは線維腺腫でしたね。
これを読んで、勉強しておきましょう。

2010年9月1日水曜日

乳腺超音波検査はどこで...?

今、乳腺超音波検査に使っている機械は古くなったので、今度更新されます。
次の機械はフルデジタルで、エラストもあり...

嬉しいな! と、喜んでいたのですが...問題が上がって来ました。

今までは、古い機械で診察室の隣で乳腺専用に使っていたのですが、新しい機械を乳腺のためだけに診察室の横においておくのはもったいないと言うことになりました。

確かに...私の働いている職場は健診センターで、乳腺精密外来があるのは週に3日、しかも午後だけ。その時だけのために新しい機械を置くのはもったいない。

超音波検査室において乳腺以外にも、腹部、頸動脈エコーなどにも使えれば...と言う話しになりました。

問題は、いままで診察室の隣で検査をしていたので、検査結果のレポートには書いても、伝わりにくい所など直接乳腺外科の先生と相談しながら、または指導してもらいながら検査を行なっていたのですが、診察室と検査室が離れてしまうのは何となく不安も残ります。
受診者、患者様の導線も当然長くなります。

最初に『乳腺超音波検査は診察室の隣で!』と今の流れを考えた先生は異動でいなくなられたので、結局診察室の隣で検査をすることはなくなりそうです。


他の施設は、検査室と診察室って離れているところが多いのでしょうが、乳腺超音波検査に限ってウチの職場では医師の目の届く範囲で、指導、相談しながら行なっていました。
これはやっぱり、特別なことだったのでしょうか? 
先生の希望に添う検査が出来ると言うのは技師にとっては良い事だったなと思います。



これから離れて検査をすると言うことで、超音波画像の読影を先生がどう見られたのかを知る機会が減るなぁ...と思い、先生とのコミュにケーションも減ってしまうなぁ...と少し残念な気もします。



ただ、新しい機会で、肝臓のRVSをするかも..?と言う話しを放射線科の先生が話していたので、それはそれで少し楽しみです。
いずれは、乳腺のRVSもするのかな?