2010年4月14日水曜日

お母さんのおっぱい

先日、春休みという事もあってか、お母さんの乳癌検診に6−7歳くらいの女の子が付いてきていました。
超音波検査のときに『一緒に入っていいよ』と、その女の子も検査室に入ってもらいました。

私の職場では超音波検査室にMMGも見ることができるようにモニターが設置されています。

その女の子は検査室に入ると、まずそのお母さんのMMGの画面に目が釘付けになっていました。
検査の間は、薄暗い部屋で静かにしていたのですが、検査が終わると

『これお母さんの?』

と聞いてきました。

「そうよ」

と答えると...

『うへぇ キモ』

と言ったので、

「でも、このおっぱいのおかげで大きくなったんでしょ?」
と言うと

『そうかぁ...』
とまたまじまじ画面を見つめて、お母さんの顔を見ていました。



6-7歳くらいというと、ちょうど色々学校で友達と会話が増え、体に関することは何でもキモイと言う年頃でしょうか...ウチの子もそれくらいです。

mammaとは乳房と言う意味と、お母さんと言う意味があります。
ちなみにmammalはほ乳類。


この女の子は「お母さんのおっぱい」で何か大切なものを感じたのではないでしょうか?

2人を見送って、ちょっと温かい気持ちになりました。

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