以前ここでも書きましたが....
米国予防医学専門委員会の発表した40歳代のMMG検診の推奨グレードが下がった話しですが....
検診を受けても利益(死亡率の減少効果)が不利益(精検の結果がんではなかった人に対する不要な検査など)が上回る度合いが40歳代は50歳代に比べて少なかった...と言う話しだったと思うのです。
これをうけて乳癌検診学会のサイトに学会の見解が出されています。
アメリカのデータに基づいたもので、日本でそのまま適応はできない。
日本の不利益データが不足しているためデータ収集が急がれる...などなど
詳しくはサイトをご覧ください
日本乳癌検診学会 http://www.jabcs.jp/
で、ここでちょっと思ったのですが....ここからは、上の話しとズレますが..
アメリカ在住の日本人、日系人はどうなのでしょう?
検診の適応はアメリカに住んでいる以上アメリカのものに従うとして(おそらく保険会社などの適応も)... それよりも疑問なのはアメリカ在住の日本人(アジア人種)は40代〜50代に乳癌が多いのか?それともアメリカに長く在住していれば欧米人のように高齢者に増えてくるのでしょうか?
以前糖尿が専門の先生が北米検診に行かれた時に、アメリカ在住の日本人に対して検診を行なったそうですが、同じ年齢で比べると日本に住んでいる人よりもアメリカ在住の人の方が糖尿病の発症率が高いそうです。 まぁ、それは糖尿病が食生活に起因するところが大きいせいと思いますが....
乳がんのリスクは食生活だけではないので、何とも言えませんが、食生活や生活スタイルが変わると人種をこえてその土地の人と同じような体質(?)に変わるのでしょうか?
すると欧米にすむ日本人は....?
なんだかややこしくなって来ましたが、何でも欧米化。
発症年齢も欧米のように高齢化して行くのでしょうか?
2010年7月14日水曜日
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