今、乳腺超音波検査に使っている機械は古くなったので、今度更新されます。
次の機械はフルデジタルで、エラストもあり...
嬉しいな! と、喜んでいたのですが...問題が上がって来ました。
今までは、古い機械で診察室の隣で乳腺専用に使っていたのですが、新しい機械を乳腺のためだけに診察室の横においておくのはもったいないと言うことになりました。
確かに...私の働いている職場は健診センターで、乳腺精密外来があるのは週に3日、しかも午後だけ。その時だけのために新しい機械を置くのはもったいない。
超音波検査室において乳腺以外にも、腹部、頸動脈エコーなどにも使えれば...と言う話しになりました。
問題は、いままで診察室の隣で検査をしていたので、検査結果のレポートには書いても、伝わりにくい所など直接乳腺外科の先生と相談しながら、または指導してもらいながら検査を行なっていたのですが、診察室と検査室が離れてしまうのは何となく不安も残ります。
受診者、患者様の導線も当然長くなります。
最初に『乳腺超音波検査は診察室の隣で!』と今の流れを考えた先生は異動でいなくなられたので、結局診察室の隣で検査をすることはなくなりそうです。
他の施設は、検査室と診察室って離れているところが多いのでしょうが、乳腺超音波検査に限ってウチの職場では医師の目の届く範囲で、指導、相談しながら行なっていました。
これはやっぱり、特別なことだったのでしょうか?
先生の希望に添う検査が出来ると言うのは技師にとっては良い事だったなと思います。
これから離れて検査をすると言うことで、超音波画像の読影を先生がどう見られたのかを知る機会が減るなぁ...と思い、先生とのコミュにケーションも減ってしまうなぁ...と少し残念な気もします。
ただ、新しい機会で、肝臓のRVSをするかも..?と言う話しを放射線科の先生が話していたので、それはそれで少し楽しみです。
いずれは、乳腺のRVSもするのかな?
2010年9月1日水曜日
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私の病院では診察室と検査室は離れています。隣にあるのは非常にやりやすいですよね。でもこの状況に慣れているので、何か所見に問題がある時は電話で問い合わせをしたり、外来が終わってから検査室に顔を出してディスカッションするようにしています。なんとかなるものですよ!(医師にその気があればの話ですが…)
返信削除hidechin先生
返信削除診察室の隣で検査をしていたので、離れて検査を行なうことで、医師と技師のコミュニケーションが不足しそうな不安はのこりますが...技師側からも積極的にアプローチするようにしてみます。(なかなか検査室に足を運んで下さる医師は少ないものです...)
検査室は離れることで、超音波だけしか見えなくならないよう視野が狭くならないように気をつけないといけないと思っています。
Marthaさん
返信削除mamachanです、こんにちは!
新しい装置がはいるのですね。
いいですねー、楽しみですね。
以前、marthaさんのブログに、装置選定のためにデモ機を使用した時の感想が書かれていましたが、新しい装置がはいるとしばらくの間は、装置の条件設定に頭を悩ませることになりそうですね。
高機能の装置は、画質調整のためのオプション機能が備わっているので、それをどの程度きかせて条件設定するかで、得られる画像がかなり変わってきますよね。
10月のJABTSでは、尾羽根さん、白井さんのコンビが、装置の高画質化技術使用の効果の確認を含めた、良い画像とは何か?みたいなテーマで、シンポジウムをやるようですよ。
参考になる話がきけるとよいですね。
それから、医師とのコミュニケーションについては、最終的には、物理的な距離の問題ではないように思います。
私の施設もほかの施設と同様に、検査室は診察室とは離れていますが、検査後のカルテチェックを努力して続けていくことで、他のモダリティの結果とのつけ合わせや、自身の判断の振り返りをしています。
mamachanさん
返信削除そうですね。新しい機械になるとしばらく設定に悩むでしょうね...。
10月のJABTSは色々楽しそうな企画が練られているようですね。参加を予定していますので、色々勉強させていただきます。
検査室と診察室が離れるのは、今まで隣で行なって来た分やはり不安は残りますが....
私の職場は乳腺外科の先生は非常勤で外来のある時間にしか来られないので、話しをする機会がないのが現状です。診察室から離れることによって、新しい先生が来られたりすると、先生の考えが汲み取りにくくなるなぁ...と思っているところです。
もちろんカルテや放科、細胞診などのチェックは今まで以上に行なわないといけませんね。