2010年6月20日日曜日

経験が足をひっぱる!?

今MMGの勉強中です。
読んでいる本に「素直な人が、上達が早い」と書いてありました。

そう言えば、以前「MMGを見るときは少年のような気持ちで」といわれた事があります。
...少女でも良いのかな?


きっと乳腺超音波検査も同じですね。

乳腺超音波検査はプローブを軽くもって押さえつけず、まっすぐに垂直にビームを入射します。
この『まっすぐに』というのが意外に難しいのです。
特に他の領域の検査が長ければ、長いほど...
腹部では押さえたり、プローブを倒したり...
乳腺の検査でこれをやってはいけません。

押さえたり倒したりすると、画像は変わります。硬癌などは見落としてしまう可能性もあります。

他の領域でスペシャリストであるがゆえに、その知識が邪魔をし、そんなはずはないと思ってしまうのでしょうか?

先日JABTSの講習会のお手伝いに行きましたが、「超音波検査をやり始めて経験があまりない人の方が、きちんと勉強すれば上達が早いです」とある先生がおっしゃっていました。

超音波経験が少ないといろんな事を素直に受け入れることができるのかもしれません。
超音波はこうあるべき..という考えが少ないのかもしれません。
病理画像も、他の検査も素直な気持ちで見ることができるのかもしれません。


もちろんすべての領域においてスペシャリストはたくさんいらっしゃいます。


要は、プローブを持ち替えた時、頭もキチンと切り替えて検査が出来れば良いということだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿