超音波の検査をする時にとても大事なのが『フォーカス』です。
検査を始める時、患者様の乳腺の下部あたりにフォーカスを合わせて検査を始めます。
...でも、フォーカスはそこで固定して検査するわけではありません。
関心領域に合わせるため、常に動かします。
例えば、腫瘤の前方境界線が見たければそこにフォーカスを合わせます。
もちろん確認したあとは、元に戻します。
フォーカスポイントよりも下は、とたんに画像が悪くなるので見逃しにつながります。
プローブを持っていない方の手は、常に動かして、良い画像を作って写真を残すようにしたいものです。
フォーカスが変わると、とたんに見え方が変わる患者様もいらっしゃいます。
2010年6月16日水曜日
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